アーティスト・イン・レジデンス in 益子 2022秋

1920年、若き日の陶芸家・濱田庄司がイギリスの陶芸家バーナード・リーチとともにイギリス南西部の港町セントアイヴスへ渡り築窯しました。
以来100年余りの歳月が流れ、益子国際工芸交流事業では二人の交流を現代の陶芸家により再現すべく、この夏、益子の若手陶芸家2名をリーチ工房へ派遣しました(リーチ工房研修プログラム)。
そして秋は、リーチ工房の陶芸家を益子に迎えます(アーティスト・イン・レジデンス in 益子)。

作品制作のほか交流イベントもおこないますので、ぜひご参加ください。

ルロフ・ウィス Roelof Uys[陶芸家・リーチ工房作陶主任/イギリス]

滞在期間:2022年10月2日(日)~ 11月30日(水)

1971年南アフリカ共和国プレトリア生まれ。同国のイースト・ロンドン・テクニカル・カレッジで美術を学んだのち、1992年自身初の工房を設立。1998年フォー・シーズンズ・ポタリーに勤務(イギリス・ロンドン)。1999年より集合型工房「ジェールヤード・スタジオ」で作陶(セントアイヴス)。2013年よりリーチ工房スタッフとして作陶、2016年より作陶主任兼クリエイティブティレクターを務める。

◆オープンスタジオ 
日時:10月13日(木)、14日(金)、15日(土) 14:00~16:00

場所:陶芸工房(陶芸メッセ・益子内)

工房で制作する作家と自由に会話していただけます。時間内出入り自由。

◆ワークショップ
日時:11月12日(土) 13:30~15:30
場所:陶芸工房(陶芸メッセ・益子内)
つくり(ろくろ、削り)と装飾技法を実演します。

◆記念講演会&益子×セントアイヴストークショー
日時:11月27日(日) 13:30~15:30
場所:益子国際工芸交流館
前半は陶芸家としての人生と仕事について語る講演会、後半はリーチ工房で研修した益子陶芸家2名とのトークショー。
トークショー登壇者:榎田 智氏、岩下 宗晶氏

※いずれも入場無料、通訳あり。
※内容は変更になる可能性があります。
※会場内の人数が一定数を超えた場合、入場を制限することがあります。講演会のお席を確保したい方は、お電話にてご予約ください(0285-72-7555)。

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益子国際工芸交流事業とは… 
今からおよそ100年前となる1920年、若き日の陶芸家・濱田庄司(1894-1978)は、イギリスの陶芸家バーナード・リーチ(1887-1979)とともにイギリス南西部の港町セント・アイヴスへ渡り、窯を築きました。そのような交流の歴史を背景に、2012年9月、栃木県益子町はセント・アイヴスと友好都市を締結しました。
そして2014年5月、益子町/益子陶芸美術館(陶芸メッセ・益子)では、国内外のアーティストと益子町のさらなる交流を目指し、「益子国際工芸交流事業(Mashiko Museum Residency Program)」を開始しました。この事業は、国内外で活躍するアーティストを招聘・公募し、益子で滞在制作をおこなってもらういわゆる「アーティスト・イン・レジデンス」事業です。
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最新情報は以下にて発信します。
HP(国際工芸交流事業ページ):http://www.mashiko‐museum.jp/residence/index.html
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お問い合わせ:
益子陶芸美術館/陶芸メッセ・益子
TEL 0285-72-7555
E-mail residence@mashiko-museum.jp
担当:大西