アーティスト・イン・レジデンスin益子2022夏
益子国際工芸交流事業ではこの夏、公募により選ばれた国内の陶芸家、ターニャ・ヘルマン氏(東京在住)/太田剛速氏(小石原在住)の2名が滞在制作をおこないます。
作品制作のほか交流イベントもおこないますので、ぜひご参加ください。
ターニャ・ヘルマン Tania Herman [陶芸家・東京/公募]
滞在期間:2022年6月9日(木)〜 7月21日(木)
1981年生まれ。2019年、多治見市陶磁器意匠研究所に第17・18期 セラミックスラボ研究生として入所。現在も国内を拠点に作家活動を行う。紙のテクスチャーを感じられる磁器作品を中心に制作しており、今回の滞在では大きなスケールの作品づくりに取り組む。
◆オープンスタジオ
日時:6月17日(金), 7月7日(木) 14:00~16:00
場所:陶芸工房(陶芸メッセ・益子内)
普段の制作の様子を見ることができます。作家と自由に会話していただけます。時間内出入り自由なので、お気軽にお立ち寄りください。
◆ワークショップ
日時:7月2日(土) 13:30~15:30
場所:益子国際工芸交流館
湯呑づくりを体験していただけます。湯呑は後日焼成してお渡しします。
• 要予約、定員8名(小中学生は保護者同伴にてご参加いただけます)、参加費1,000円、通訳あり
◆記念講演会
日時:6月11日(土) 13:30~15:30
場所:益子国際工芸交流館
テーマ:「日本文化と私の陶芸」
陶芸家としての展開と、日本の環境が彼女とその仕事に与えた影響についてお話しします。
• ご予約優先、定員20名程度、通訳あり
太田剛速 Ota Taketoshi [陶芸家・小石原/公募]
滞在期間:2022年7月24日(日)〜 8月25日(木)
1969年福岡県小石原生まれ。第1回タラベラ国際陶芸ビエンナーレ伝統部門にてグランプリを受賞するなど、国内外で活躍。2010年には当事業と関わりの深いリーチ工房にてワークショップを行った経歴をもつ、福岡県小石原の伝統を受け継ぐ陶芸家。
◆オープンスタジオ
日時:7月29日(金), 8月20日(土) 14:00~16:00
場所:陶芸工房(陶芸メッセ・益子内)
普段の制作の様子を見ることができます。作家と自由に会話していただけます。時間内出入り自由なので、お気軽にお立ち寄りください。
◆ワークショップ
日時:8月11日(木・祝) 13:30~15:30
場所:陶芸工房(陶芸メッセ・益子内)
13:30~ 小学生を対象とした飛鉋(とびかんな)体験。お皿は後日焼成してお渡しします。
• 要予約、定員12名、参加費500円、当日は、汚れてもよい服装でお越しください。
14:30~ 飛鉋、刷毛目、指描きなど小石原の伝統技法を使い、すり鉢や壺、日用食器、大物を制作実演します。
◆記念講演会
日時:8月6日(土) 13:30~15:30
場所:益子国際工芸交流館
テーマ:「小石原の伝統と革新」
陶芸家として歩んできた33年間についてお話しします。
• ご予約優先、定員20名程度
※内容は変更になる可能性があります。ご予約はお電話にて承ります(0285-72-7555)。特に記載のないものは入場無料・予約不要です。
益子国際工芸交流事業とは…
今からおよそ100年前となる1920年、若き日の陶芸家・濱田庄司(1894-1978)は、イギリスの陶芸家バーナード・リーチ(1887-1979)とともにイギリス南西部の港町セント・アイヴスへ渡り、窯を築きました。そのような交流の歴史を背景に、2012年9月、栃木県益子町はセント・アイヴスと友好都市を締結しました。
そして2014年5月、益子町/益子陶芸美術館(陶芸メッセ・益子)では、国内外のアーティストと益子町のさらなる交流を目指し、「益子国際工芸交流事業(Mashiko Museum Residency Program)」を開始しました。この事業は、国内外で活躍するアーティストを招聘・公募し、益子で滞在制作をおこなってもらういわゆる「アーティスト・イン・レジデンス」事業です。
◆お知らせ◆
8月8日(月)~10月1日(土)、益子陶芸美術館は改修工事のため長期休館となりますが、滞在作家による制作および交流イベントは実施いたします。
最新情報は以下にて発信します。
HP(国際工芸交流事業ページ):http://www.mashiko-museum.jp/residence/index.html
Facebook:https://www.facebook.com/mashikomuseum
Twitter:https://twitter.com/mashiko_museum
お問い合わせ:
益子陶芸美術館/陶芸メッセ・益子
TEL 0285-72-7555
E-mail residence@mashiko-museum.jp
担当:大西、山本