「リーチ工房研修プログラム2020」募集説明会&トーク
濱田庄司がバーナード・リーチとともにイギリス・セントアイヴスへ渡り、窯を築いてから100年の節目を迎える2020年。
益子町では益子の若手陶芸家育成のため、陶芸家2名をリーチ工房へ派遣する「リーチ工房研修プログラム2020」を実施します。
当プログラムでは3ヶ月弱(2020年5月中旬〜8月中旬)の間、リーチ工房でスタンダードウェアの製造に携わりながら、自身の作品づくりを行うことができます。
つきましては、リーチ工房での修行や滞在制作経験のある国内の陶芸家や益子国際工芸交流事業工房スタッフによる体験談も聞ける募集説明会を開催します。
他産地の若手陶芸家と交流する機会でもあります。ご興味のある方であればどなたでも参加していただくことができますので、ふるってご参加ください。
(要予約:Tel. 0285-72-7555 益子陶芸美術館)
「リーチ工房研修プログラム2020」募集説明会&トーク
会 場:益子国際工芸交流館(陶芸メッセ・益子内)
参 加 費:無料
各回定員:30名
※要予約(当日空きがあれば予約なしでも参加可能)
2月23日(土)18:00〜20:00
スピーカー:阿部智也(当事業工房スタッフ)
益子国際工芸交流事業 全陶芸家の受け入れを経験。
2月24日(日)13:30〜15:30
スピーカー:石田和也(備前)
2018年4月、リーチ工房にて滞在制作、オックスフォード穴窯プロジェクト先導陶芸家。
3月5日(火)13:30〜15:30
スピーカー:阿部智也(当事業工房スタッフ)
2017年夏、デンマークへ渡り作陶。
3月12日(火)18:00〜20:00
スピーカー:瀬古有美(埼玉)
2007〜2012年、濱田友緒氏に師事、(株)濱田窯で修行。
2012年9月〜2013年8月、リーチ工房にて修行、磁器の制作を始める。
ゲスト:濱田友緒(益子)
濱田庄司の孫。(公財)濱田庄司記念益子参考館 館長。(株)濱田窯 代表。2008年リーチ工房にて滞在制作。
3月21日(木・祝)13:30〜15:30
スピーカー:松林豊斎(京都・朝日焼十六世)
リーチ工房で日本式登り窯を築いた松林靏之助(つるのすけ)は、曽祖父の弟。
2015年3〜4月、リーチ工房にて1ヶ月滞在制作。
※内容は変更になる可能性があります。
http://www.mashiko-museum.jp/residence/index.html
益子国際工芸交流事業とは…
今からおよそ100年前となる1920年、若き日の陶芸家・濱田庄司(1894-1978)は、イギリスの陶芸家バーナード・リーチ(1887-1979)とともにイギリス南西部の港町セント・アイヴスへ渡り、窯を築きました。そのような交流の歴史を背景に、2012年9月、栃木県益子町はセント・アイヴスと友好都市を締結しました。
そして2014年5月、益子町/益子陶芸美術館(陶芸メッセ・益子)では、国内外のアーティストと益子町のさらなる交流を目指し、「益子国際工芸交流事業(Mashiko Museum Residency Program)」を開始しました。この事業は、国内外で活躍するアーティストを招聘・公募し、益子で滞在制作をおこなってもらういわゆる「アーティスト・イン・レジデンス」事業です。
最新情報は主にFacebook(https://www.facebook.com/mashikomuseum/)にて、お知らせいたします。
参加のお申し込み・お問い合わせ:
益子陶芸美術館/陶芸メッセ・益子
TEL 0285-72-7555
E-mail residence@mashiko-museum.jp
担当:月村、大西