アーティスト・イン・レジデンスin益子 2018秋

益子国際工芸交流事業では、この秋益子陶芸美術館で開催する企画展

「英国ラヴリィ〜派 自然を愛して The Lovelyists – In Harmony with Nature」

との連携企画でイギリス陶芸家ペニー・シンプソンを招聘します。
作品制作のほか交流イベントでは、企画展の関連イベントとしてギャラリートークも行います。
展示作品を前に、作家本人と直接交流できる機会です。ぜひご参加ください。


ペニー・シンプソン Penny Simpson [イギリス]
滞在期間:2018年9月18日(火)〜 11月2日(金)
1970年代後半、英語教師としてやってきた日本で、食を通して陶芸に目覚める。
現在は母国イギリスで、現地の食事のしかたに合わせたアーザンウェア(低火度で焼成する焼き物)を制作。
今回は、日本の田園風景と、手作りの器に盛られた美味しい和食が、
再び自身の仕事に刺激を与えてくれるだろうとの思いで滞在制作を行う。

 

◆作業公開日
日時:9月28日(金)/ 10月23日(火) 14:00~16:00
場所:陶芸工房(陶芸メッセ・益子内)
※入場無料

 

◆ギャラリートーク
日時:10月8日(月・祝) 13:30~15:30
場所:益子陶芸美術館 展示室
企画展「英国ラヴリィ〜派 自然を愛して The Lovelyists – In Harmony with Nature」を見ながら、
陶芸家になった経緯やイギリス・デヴォン州の陶芸家の暮らしについて語ります。※要観覧券。
企画展「英国ラヴリィ〜派 自然を愛して The Lovelyists – In Harmony with Nature」
10/6(土)〜14(日)は益子町民に限り無料入館できます。※通訳あり
※ペニー氏のギャラリートーク終了後、15:30よりリビー・バックリー氏(イギリス・リーチ工房ディレクター)をお迎えし、
益子町の友好都市であるセントアイヴスやリーチ工房について、スライドをまじえて紹介いただく予定です(30分程度)。
お時間の許す限りお楽しみください。

 

◆制作実演ワークショップ
日時:10月18日(木) 13:30~15:30
場所:陶芸工房(陶芸メッセ・益子内)
刷毛目・掻き落とし・イッチンなどスリップを使ったうつわの装飾や、テクスチャーの作り方、タタラとろくろを組み合わせた制作を実演します。
*入場無料、通訳あり

※内容は変更になる可能性があります。
http://www.mashiko-museum.jp/residence/index.html

 


益子国際工芸交流事業とは…
今からおよそ100年前となる1920年、若き日の陶芸家・濱田庄司(1894-1978)は、
イギリスの陶芸家バーナード・リーチ(1887-1979)とともにイギリス南西部の港町セント・アイヴスへ渡り、窯を築きました。
そのような交流の歴史を背景に、2012年9月、栃木県益子町はセント・アイヴスと友好都市を締結しました。
そして2014年5月、益子町/益子陶芸美術館(陶芸メッセ・益子)では、国内外のアーティストと益子町のさらなる交流を目指し、
「益子国際工芸交流事業(Mashiko Museum Residency Program)」を開始しました。
この事業は、国内外で活躍するアーティストを招聘・公募し、
益子で滞在制作をおこなってもらういわゆる「アーティスト・イン・レジデンス」事業です。

最新情報は主にFacebook(https://www.facebook.com/mashikomuseum/)にて、お知らせいたします。

お問い合わせ:
益子陶芸美術館/陶芸メッセ・益子
TEL 0285-72-7555
E-mail residence@mashiko-museum.jp
担当:月村、大西