アーティスト・イン・レジデンスin益子 2018春夏

この春から夏にかけて益子国際工芸交流事業では、公募作家として陶芸家2名が滞在制作を行います。

作品制作のほか交流イベントも行いますので、ぜひご参加ください。

 

 

マシュー・ブレークリー  Matthew Blakely [イギリス]

滞在期間:2018年4月11日(水)〜 5月26日(土)

イギリス各地でみずから採取した鉱物を使って作陶。

今回は益子周辺の石を釉薬として使う予定です。

 

作業公開日 

日時:4月20日(金), 25日(水) 午後2時~4時

場所:陶芸工房(陶芸メッセ・益子内)

 

制作実演ワークショップ

日時:5月10日(木) 午後1時30分~3時30分

場所:陶芸工房(陶芸メッセ・益子内)

石や土、灰を使った釉薬づくりを実演します。

 

記念講演会

日時:5月18日(金) 午後1時30分~3時30分

場所:益子国際工芸交流館

テーマ:「イギリスの陶器の色」

作陶のための鉱物を採取する場所やうつわに反映されるその土地の鉱物ならではの色や特徴、また陶芸家としてのキャリアや、自身の作風に行きつくまでの経緯を語ります。

 

 

カーソン・カルプ  Carson Culp [アメリカ] 

滞在期間:2018年6月6日(水)〜 7月30日(月)

昨年1年間、イギリスのセント・アイヴスに滞在。

リーチ工房でボランティア研修生として勤務しました。

 

作業公開日 

日時:6月19日(火), 7月20日(金) 午後2時~午後4時

場所:陶芸工房(陶芸メッセ・益子内)

 

制作実演ワークショップ

日時:7月6日(金) 午後1時30分~午後3時30分

場所:陶芸工房(陶芸メッセ・益子内)

リーチ工房のスタンダードウェアを制作実演します。

 

記念講演会

日時:7月12日(木) 午後1時30分~午後3時30分

場所:益子国際工芸交流館

テーマ:「健康的なうつわ」

リーチ工房で過ごした時間と、工房での制作の背景にある思想について語ります。

 

※7月17日(火)〜21日(土)美術館は展示替えのため休館。

※内容は変更になる可能性があります。すべて入場無料。

制作実演ワークショップ・記念講演会は通訳あり。

http://www.mashiko-museum.jp/residence/index.html

 

益子国際工芸交流事業とは…

今からおよそ100年前となる1920年、若き日の陶芸家・濱田庄司(1894-1978)は、イギリスの陶芸家バーナード・リーチ(1887-1979)とともにイギリス南西部の港町セント・アイヴスへ渡り、窯を築きました。そのような交流の歴史を背景に、2012年9月、栃木県益子町はセント・アイヴスと友好都市を締結しました。

そして2014年5月、益子町/益子陶芸美術館(陶芸メッセ・益子)では、国内外のアーティストと益子町のさらなる交流を目指し、「益子国際工芸交流事業(Mashiko Museum Residency Program)」を開始しました。この事業は、国内外で活躍するアーティストを招聘・公募し、益子で滞在制作をおこなってもらういわゆる「アーティスト・イン・レジデンス」事業です。

 

最新情報は主にFacebook(https://www.facebook.com/mashikomuseum/)にて、お知らせいたします。

 

お問合せ:

益子陶芸美術館/陶芸メッセ・益子

TEL 0285-72-7555

E-mail residence@mashiko-museum.jp

担当:月村、大西