開館30周年記念 陶芸家 和田的展 ―光と陰―

会期:2023年7月30日 〜 2023年10月9日

和田的(わだ・あきら/1978~)は、千葉県千葉市に生まれ、小学生の頃に家族とともに佐倉市に転居し、現在も同市で作陶しています。2001(平成13)年に文化学院芸術専門学校陶磁科を卒業後、同年、有田出身で佐倉に窯を持つ陶芸家・上瀧勝治(1941~)に師事し、第41回伝統工芸新作展(東日本伝統工芸展)に初入選します。その後2005(平成17)年に独立し、佐倉市に窯を築きました。2007(平成19)年に第35回新作陶芸展(伝統工芸陶芸部会展)で日本工芸会賞を受賞したのをはじめ、日本伝統工芸展、菊池ビエンナーレ、日本陶芸展、パラミタ陶芸大賞展など数々の公募展で受賞して陶芸家としてのキャリアを着実に積み、現在では現代日本を代表する陶芸家の一人に数えられています。

 

一方で、和田はFRPやステンレスを用いた造形作品をも手掛け、彫刻の分野においても2011(平成23)年の第24回UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)で受賞するなど、幅広い才能を発揮しています。本展では、銅版画や彫刻作品、そして彫りと削りを極めた陶芸作品の数々を紹介します。

 

アクセス

~自動車~

常磐道友部JCT経由、北関東道桜川筑西ICから約20分

東北道栃木都賀JCT経由、北関東道真岡ICから約25分

~電車~

東北新幹線または宇都宮線、JR小山駅下車

JR小山駅から水戸線下館駅下車、下館駅から真岡鐵道益子駅下車、徒歩25分

東北新幹線または宇都宮線、JR宇都宮駅下車

JR宇都宮駅(西口14番バス乗り場)から関東バス益子行き(約60分)、陶芸メッセ入口下車徒歩2分(片道1,170円)

~バス~

東武宇都宮駅(西口1番バス乗り場)、JR宇都宮駅(西口14番バス乗り場)から関東バス 益子行き(約60分)、陶芸メッセ入口下車徒歩2分

秋葉原駅より茨城交通高速バス「関東やきものライナー」 笠間・益子行き(約2時間50分)

陶芸メッセ入口下車徒歩2分

 

休館日:月曜(祝休日の場合は翌日)

開館時間:9:30-17:00(最終入館は16:30まで)

入館料:大人600円(550円)、小中学生300円(250円)

*( )内は20名以上の団体 / 65歳以上は300円(要証明)

 

 

 

【お問合せ】

益子陶芸美術館/陶芸メッセ・益子

〒321-4217 栃木県芳賀郡益子町大字益子3021

TEL.0285-72-7555 FAX.0285-72-7600

 

 


≪益子国際工芸交流事業連携企画≫

・和田的氏講演会「陶芸家のキャリア形成について考える」

日時:    2023年8月5日(土)

午後2時〜3時

話し手:和田 的氏

聞き手:益子国際工芸交流事業スタッフ

入場料:無料

会場:益子国際工芸交流館(陶芸メッセ・益子内)

 

・作家によるギャラリートーク

日時:2023年9月23日(土・祝)

午後1時30分〜2時30分

会場:当館1階展示室(要企画展チケット)

 

・同時開催の企画展示

スポットライト「追想 瀧田項一」

2023年7月30日(日)-10月9日(⽉・祝)

場所:益子陶芸美術館2階展示室(要企画展チケット)

 

※今後の状況により、展覧会予定に変更が生じる場合がございます。

最新情報は、益子陶芸美術館ホームページ・Facebook・Twitter ・Instagram等でご確認ください。