日本遺産認定記念 益子を彩る陶芸家たち〜コレクションにみる個人作家の系譜〜 Modern Mashiko Ceramics from Museum Collection

会期:2020年11月17日 〜 2021年2月28日

東日本屈指の窯業地「かさましこ」(茨城県笠間市と栃木県益子町)は、窯業や統治者により、歴史的に同じ文化圏を形成してきました。
暮らしに必要な日用品を作り続けていたこの地域では、存続の危機に陥ると時代に合わせた革新に挑み、多様な作風を許容する産地へと変化しました。自由でおおらかな環境が創造する者を惹きつけ、今では 600 名を超える陶芸家が活躍しています。
このたび、益子町が笠間市と共同で申請しました日本遺産「かさましこ~兄弟産地が紡ぐ“焼き物語”~」が令和2年6月19日に認定となりました。今回の認定を記念し、本展では当館のコレクションを通じて、20世紀後半以降に益子を拠点とした個人作家の系譜を辿ります。益子の自由な気風を求めて各地から集まり、多種多様に作風を開花させた15名の作家、濱田庄司、島岡達三、加守田章二、木村一郎、合田好道、小滝悦郎、佐久間藤太郎、瀬戸浩、高内秀剛、田村耕一、長倉翠子、濱田晋作、廣崎裕哉、村田元、吉川水城の陶業を中心に紹介します。

開館時間:9時30分〜16時 (2月は17時まで/入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(祝休日の場合は翌日)、年末年始
入館料:大人600円(550円)、小中学生300円(250円)
※()内は20名以上の団体
65歳以上は300円(要証明)

※今後の状況により、開館時間の変更や休館となる可能性がございます。最新情報は当館ウェブサイトでご確認ください。
益子陶芸美術館/陶芸メッセ・益子
栃木県芳賀郡益子町益子3021
TEL:0285−72−7555
HP: http://www.mashiko-museum.jp/