健在する日本の陶芸ー不如意の先へー

会期:2020年1月19日 〜 2020年3月29日

最近“日本の陶芸”という言葉を見かけるようになりました。日本の陶芸は本来日本の美意識の上に成立していたはずでしたが、近代になって入ってきた西洋美術概念によって、本来の日本の陶芸や工芸の美が見え難くなっているようにも思えます。
本展では近藤高弘(こんどう・たかひろ)、竹下鹿丸(たけした・しかまる)、谷穹(たに・きゅう)、福本双紅(ふくもと・ふく)4人の陶芸を紹介し、西洋の絵画や彫刻と対峙する日本の陶芸とは何かをあらためて考えます。