2021年度新収蔵品展

2021年度新収蔵品展
<開催要項>

【開催趣旨】
1993年に開館して以降、当館では濱田庄司、島岡達三、加守田章二、バーナード・リーチをはじめとした、益子にゆかりのある国内外の優れた作家や、近現代陶芸の分野で活躍し、新たな動向を担う作家による作品を収集してきました。来年30周年を迎える当館のコレクションは、陶磁器作品3000点以上にのぼります。昨年度は、濱田庄司、加守田章二、バーナード・リーチ作品と、近藤悠三、フィル・ロジャース、大宮司崇人、黒田泰蔵の作品、さらに現在活躍する作家の作品を収蔵しました。
近藤悠三は濱田にロクロの手ほどきをした作家で、ロクロの名手として知られています。フィル・ロジャースは濱田に私淑したイギリスの作家で、濱田作品を収集、研究しました。大宮司崇人は主に焼締による作品を展開し、黒田泰蔵は若かりし頃に島岡達三のもとで学び、ロクロによる稜線を生かした作品へと結実させました。
本展ではさらに、現在進行形で日本の陶芸界を形作る作家たち、近藤高弘、泉田之也、五味謙二、戸田浩二、美崎光邦による作品を展覧します。
近代の巨匠から今を時めく作家に至るまで、魅力的な作品の数々をぜひご堪能ください。

【会  期】 2022年6月28日(火)~8月7日(日)
【開館時間】 9時30分~17時(入館は閉館30分前まで)
【休館日】 月曜日(祝休日の場合は翌日)
【入 館 料】 大人600円(550円)、小中学生300円(250円)
※()内は20名以上の団体/65歳以上は300円(要証明)
【連絡先】 益子陶芸美術館/陶芸メッセ・益子
〒321-4217 栃木県芳賀郡益子町大字益子3021
電話0285-72-7555 FAX 0285-72-7600