アーティスト・イン・レジデンス in 益子 2017秋

益子国際工芸交流事業では今年度、10月4日(水)から11月13日(月)まで、イギリス・セント・アイブスで作陶する陶芸家、ジョン・ベディング氏をお招きします。

ロンドン生まれのジョン氏は、10代後半から作陶を開始、1960年代後半にセント・アイブスへ移ったのち、70年代には約6年間リーチ工房にてスタッフとして勤務されました。

1978年には丹波篠山の市野茂良氏のもとに滞在、帰国後独立。

それまで作っていた磁器と還元焼成をやめ、低火度焼成の作品を探究する道を選択されました。

2013年にはリーチ工房の名誉作陶主任、2017年には名誉陶芸家に任命。

近年のジョン氏は、試行錯誤を重ねて身に着けたテクニックで、より絵的な作品づくりに取り組んでおられます。

益子滞在中は、益子の土と釉薬での作陶に挑戦するほか、制作実演ワークショップ、記念講演会などの交流事業を行います。

今回の滞在日程、イベント日時等は、下記の通りです。みなさまのご参加をお待ちしております。

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ジョン・ベディング John Bedding

滞在期間:2017年10月4日(水)から11月13日(月)

 

◆作業公開日

日時:10月11日(水)、19日(木) 午後2時~4時

場所:陶芸工房(陶芸メッセ・益子内)

※入場無料

 

◆実演ワークショップ

日時:10月21日(土) 午後1時30分~3時30分

場所:益子国際工芸交流館(陶芸メッセ・益子内)
※チラシ記載の「陶芸工房」から変更になりました。ご注意ください。

入場無料、当日先着順(事前予約不要)、通訳あり
◆記念講演会

日時:10月28日(土) 午後1時30分~3時30分

場所:益子国際工芸交流館(陶芸メッセ・益子内)

※入場無料、当日先着順(事前予約不要)、通訳あり

 

◆濱田庄司登り窯復活プロジェクトvol.2共同開催

アーティスト・イン・レジデンス トークショー 信楽×益子

日時:11月12日(日) 午後1時~午後3時30分

場所:濱田庄司記念益子参考館(栃木県芳賀郡益子町益子3388)

※参加費無料(入館料別途)、当日先着順(事前予約不要)、通訳あり

 

益子国際工芸交流事業とは…

今からおよそ100年前となる1920年、若き日の陶芸家・濱田庄司(1894-1978)は、イギリスの陶芸家バーナード・リーチ(1887-1979)とともにイギリス南西部の港町セント・アイヴスへ渡り、窯を築きました。そのような交流の歴史を背景に、2012年9月、栃木県益子町はセント・アイヴスと友好都市を締結しました。

このような背景から2014年5月より益子町および益子陶芸美術館(陶芸メッセ・益子)では、海外アーティストと益子町のさらなる交流を目指し、「益子国際工芸交流事業(Mashiko Museum Residency Program)」を開始しました。

 

最新情報は、facebook(https://www.facebook.com/mashikomuseum/)にて、お知らせいたします。

お問合せ:益子陶芸美術館  TEL 0285-72-7555

E-mail  residence@mashiko-museum.jp

担当:月村・大西